① 養老保険ってそもそも何?
養老保険は、”老”後のために自分を”養”えるお金を貯めておく保険って感じでしょうか
もちろん、万が一亡くなった場合は、死亡保険として保険金がもらえます
つまり、「生きても死んでも受け取れる保険」ということですね
- 満期(例:60歳)まで生存 → 満期保険金を受け取れる
- 満期前に死亡 → 死亡保険金が遺族に支払われる
死亡保険金と満期保険金の金額は同じ
たとえば保険金額500万円なら、死んでも生きても500万円が受け取れる保険です
💡 一見パーフェクトに見える
「死んだら保障、生きたら貯蓄」という設計は、考え方としてはとても合理的ですよね
問題は「時代との相性」にあります
② 昭和では「最強」だった理由
養老保険が生まれた昭和〜平成初期、日本の金利は今とは異次元でした🤩
- 1980年代の定期預金の金利:年6〜8%
- 生命保険の予定利率(=運用利回り):5〜6%の時代も
この環境では、養老保険に払い込んだお金がしっかり増えて戻ってくる
「保障」と「貯蓄」が両立できる、まさに昭和の優等生保険でした(いわゆるお宝保険)
昭和の両親が「老後のために養老保険に入ってるんだ」と言っていたのは、
その時代ではあながち間違いではなかったわけですね
③ 定期保険+NISAと比べてみる
では現代ではどうでしょうか
「保障は保険で、貯蓄は投資で」という分離作戦と比較します
| 項目 | 養老保険 | 定期保険+NISA |
|---|---|---|
| 死亡保障 | ◎(あり) | ◎(定期保険でカバー) |
| 貯蓄・資産形成 | △(低金利時代は非効率) | ◎(”長期”投資で期待リターン大) |
| 月々の保険料 | 高い | 安い(掛捨て定期保険は格安) |
| 柔軟性 | ✕(中途解約は元本割れリスク) | ◎(NISAはいつでも引き出し可) |
| 税優遇 | △(生命保険料控除のみ) | ◎(NISA:運用益が非課税) |
| 透明性 | △(運用状況が見えにくい) | ◎(資産残高をリアルタイム確認) |
数字で見ると、現代の低金利環境では差が顕著です
📊 具体例で比べると
同じ月3万円を30年間運用した場合(あくまで試算イメージ):
- 養老保険:予定利率2.20%〜2.75%前後(2026年時点) 約1660万
- NISA(年5%想定):約2,440万円(元本1,080万円に対して約2倍以上)
しかし、養老保険に月3万円掛けていたとしても1600万円はもらえず、
1千万円台前半だと思います😩
取得価格に1千万円前後の差が発生するかもしれません😰
※NISAの運用成果は保証されるものではありません
リスクを理解した上で活用しましょう
④ 養老保険が「どっちつかず」になった理由
養老保険の設計思想は「保障も貯蓄も一緒に」ですが、これ自体は悪くないと思いますよね
でも、2つを兼ね備える欲張りの代償があります
- 保障を充実させようとすると → 保険料が高くなる
- 貯蓄を増やそうとすると → 保険料がさらに高くなる
- しかも運用効率は低い → 貯蓄としても中途半端
結果として、「保障としては割高で、貯蓄としては非効率」という状態になってしまいます🥲
保険と貯蓄を一つの商品にまとめることで、それぞれの機能が半減してしまった——そんなイメージです
⚠️ 特に注意:中途解約のリスク
養老保険を途中で解約すると、確実に解約返戻金が払込保険料を下回る(=元本割れ)と言っても過言ではありません😔
NISAを使用するしないに限らず投資をしていれば、もちろん元本割れをすることもあります
ただ、保険は契約した時点で満期を迎えるまで元本割れしていますが、
投資は、短期間でも元本割れも利益もでる可能性があります
利益がプラスの時に現金化することもできます、ここが大きな違いです☝️
実は、保険会社も皆さんのお金で投資をして、増やしています
保険会社が皆さんの代わりに元本割れのリスクを背負ってくれています
その背負い手数料が上の試算イメージにある1千万円前後ってことですね
加入期間が短いほど、この差は大きくなります。「やっぱり積立NISAをにすればよかった…」と後悔しても、その時点でお金はちょびっとしか戻ってきません
⑤ それでも養老保険が向いている人
ここまで読むと「養老保険、完全にダメじゃないか」と思うかもしれません
ただ、以下に当てはまる方には一定の合理性があります
- ✅ 投資が苦手・怖いという方(確実に満期保険金が受け取れる安心感)
- ✅ どうしても自分の管理下から離したい方(使途を決めてお金を「封印」したい人)
「自分で投資で増やすより、確実性のほうが大事」という考え方の人には、
低金利+高手数料でも「損しない貯蓄」として機能します
⑥ まとめ
✅ 結論
- 養老保険は昭和の高金利時代には良かった保険
- 現代の低金利環境では、定期保険(保障)+NISA(貯蓄)に分けた方が合理的なケースが多い
- ただし、「確実性・安心感」を重視する方や
「保障も貯蓄も欲張ったら、どっちも中途半端になってしまった😅」
養老保険は何もかも保険会社にお任せして、満期まで忘れておきたい人にはピッタリです
自分でNISAで投資しても、満期の歳まで忘れていられる人は、
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